このたび、京都府立大学大学院生命環境科学研究科動物機能学研究室の射場拳虎博士大学院生、岩﨑有作教授らの研究グループは、マウスを用いた研究により、オキシトシン受容体を発現する迷走感覚神経が、食欲だけでなく、不安や社会性の調節にも重要な役割を果たすことを明らかにしました。さらに、この迷走感覚神経には明確な「左右の機能分担」があり、左側の神経は摂食を抑制する一方、右側の神経は不安を軽減し、社会的な行動を促進することを発見しました。
【発表のポイント】

本研究成果は、米国の出版社Cell Pressが発行する国際学術雑誌「iScience」に、2026年10月16日付けでオンラインにて発表されます。そして、この日程に先行して、本論文はWeb上で発表されました。
論文はこちら
https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(26)03094-4
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論文情報
論文名(英語):Lateralized vagal oxytocin receptor signaling separately controls feeding and socioemotional functions via hypothalamic oxytocin neurons
論文名(日本語):左右の迷走神経におけるオキシトシン受容体シグナルは、視床下部オキシトシン神経を介して摂食と社会情動機能をそれぞれ制御する
著者名:射場拳虎1、増田雄太1,5、北野里佳1、大林健人1、吾郷由希夫2、永井裕崇3、古屋敷智之4、安部力5、岩﨑有作1,†(1京都府立大学、2広島大学、3自治医科大学、4東京科学大学、5福井大学、†代表著者)
雑誌名:iScience, October 16, 29(10):117713, 2026