農学生命科学科

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2024.12.26 「世界のトップ2%の科学者」に農学生命科学科の教員がランクインしました

米国スタンフォード大学(Stanford University)とエルゼビア社(Elsevier)が2024年9月17日に更新・発表した世界のトップ2%の科学者を特定する包括的なリスト「標準化された引用指標に基づく科学者データベース(更新版)」に、農学生命科学科の教員2名がランクインしました。
 
このランキングは、22の研究分野と174のサブ分野で少なくとも5編の論文を発表している科学者を対象として、Scopus引用データベースに基づき総被引用回数などの複合的指標により評価され、上位2%が選出されています。「single recent year(単年)」と「career-long(生涯)」の2つの区分があります。
 
Career-long(生涯)の区分
半田裕一教授(植物育種学研究室)
 
Single recent year(単年)の区分
亀井康富教授(分子栄養学研究室)
 
https://elsevier.digitalcommonsdata.com/datasets/btchxktzyw/7

2024.12.10 公開セミナー「ミクロ昆虫の世界」を後援しました

12月7日と8日の両日、下鴨キャンパスの農学生命科学科学生実験室において、
第8回アザミウマ研究会・きょうと生物多様性センター公開セミナー「ミクロ昆虫の世界ーアザミウマにみる多様性ー:観察・調査・検索・同定・標本作製技術習得のために」を後援しました。
京都府などの近畿府県をはじめ、沖縄県、岡山県、愛知県、長野県、新潟県、群馬県、東京都、福島県などから、
高等学校教員、大学教員、大学生、大学院生、公務員、環境カウンセラー、自然観察指導員のほか、農薬メーカーや植物防疫所・農研機構などからも約30名が参加しました。

実習では参加者各自が微小昆虫のプレパラート標本を作製し、検索表を使った種同定を行いました。
座学では、微小昆虫の形態、生態、調査方法に関する講演を通じて、その多様性を学習しました。
みなさん楽しそうに実習に取り組んで、活発に質問してくださり、とても有意義な催しだったようです。
カナダバルサムとガムクロラールの使い分け方、園芸植物と外来昆虫の人為的分布拡大、生物相区分と保護保全の基準、種と環境DNAや分子系統の関係、
動物の形と機能の関係などについて、多くを学ぶ機会を提供できました。