消化管ホルモンの一つであるGIPの受容体作動薬が過食・肥満・糖尿病を改善することを発見しました。
本成果は、関西電力医学研究所の矢田俊彦センター長、清野裕研究所長、岐阜大学の矢部大輔教授、京都府立大学動物機能学研究室の大林健人氏(博士課程)、岩崎有作教授らとの共同研究によるものです。
本研究成果は、日本時間2023年2月28日(火)20時にDiabetes Obesity And Metabolism誌のオンライン版で発表されました。
https://mainichi.jp/articles/20230228/pls/00m/020/562000c 原著論文 https://dom-pubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/dom.15001
詳細は下記のURLをご参照下さい。 毎日新聞 Web京都府立大学の佐藤壮一郎講師 (植物ゲノム情報学研究室) らの研究チームは、自然環境中の微生物群集から次世代シーケンス解析によって得られた様々な遺伝子の塩基配列情報を、環境間で比較するための新しい手法 (MPASS法: Metagenomic Phylogeny by Average Sequence Similarity)を開発しました。この方法によって、様々な地域の土壌や水中の微生物群集を比較することで、それぞれの微生物生態系の変遷や周辺環境との関わりを調べることが可能になります。また、本研究で開発されたプログラムは以下のURL (https://github.com/s0sat/MPASS) から利用可能です。
本研究成果は、国際学術誌「PLOS ONE」に掲載されました。
論文タイトル
Phylogeny analysis of whole protein-coding genes in metagenomic data detected an environmental gradient for the microbiota.
doi.org/10.1371/journal.pone.0281288
研究グループ
佐藤 壮一郎 (京都府立大学 農学生命科学科・講師)
田中 励 (京都府立大学 農学生命科学科・卒業生)
横野 牧生 (基礎生物学研究所 環境光生物学研究部門・准教授)
遠藤 大二 (酪農学園大学 獣医学類・教授)
矢吹 哲夫 (北星学園大学 経済学部・教授)
田中 歩 (北海道大学・名誉教授)
本研究は、京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR)、日本生命財団環境問題研究助成、文部科学省科学技術試験研究委託事業「数学アドバンストイノベーションプラットフォーム (AIMaP)」の支援を受けて行われました。
花屋さんの店先には、姿かたちの美しい切り花や鉢花が並んでいて、いつでも買うことができます。私たちは、それを当たり前のように思いがちですが、品質のよい花卉を、四季の気候変化が激しい条件下で需要に合わせて生産するためには、高度な栽培技術が要求されます。植物生育調節剤は、主に植物ホルモンの作用を利用した薬剤ですが、花卉の栽培技術の一環として広く用いられています。
野菜花卉園芸学研究室 西島隆明教授は、花卉生産における植物生育調節剤の利用技術の開発および実用化の現状と、その作用機構についてとりまとめた総説を発表しました。この総説は、今後、植物生育調節剤の利用技術、ひいては、計画的でロスが少ない花卉生産技術を開発するための基礎情報として役立つことが期待されます。
<論文情報>
Nishijima, T. 2023. Use of plant growth regulators for floriculture in Japan. Scientia Horticulturae 309: 111630.
2022年12月2日〜3日に沖縄県那覇市で開催されました「第 43 回日本肥満学会/第 40 回日本肥満症治療学会学術集会」において、動物機能学研究室の岩﨑有作教授が2022年度日本肥満学会学術奨励賞を受賞しました。尚、日本肥満学会学術奨励賞とは、卓越した研究業績及び日本肥満学会での活動等が評価され、学術奨励賞選考委員会によって2名以下が選出されます。
1 受賞者
岩﨑 有作
京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授
2 受賞内容
2022年度(令和4年)日本肥満学会 学術奨励賞
3 研究課題
「食事—ホルモン—求心性迷走神経軸による摂食・代謝調節から肥満症改善へ」
(参考)第 43 回日本肥満学会/第 40 回日本肥満症治療学会学術集会 website
https://jasso43-jsto40.com/program
http://www.jasso.or.jp/contents/Introduction/commendation.html
本学生命環境科学研究科 動物機能学研究室の大学院生が、令和4年(2022)年11月29日(火)に京都府立大学で開催された「第12回 4大学連携研究フォーラム」のポスター発表:学生の部において、最優秀賞を受賞しました。
事前に提出した要旨に加え、令和4年(2022)年11月29日(火)に実施されたポスター発表を経た審査の結果、受賞が決定されました。なお、本大会における選考演題は50題であり、その中から1名が受賞しました。
記
1 受賞者
大林 健人(生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 博士課程1年生)
2 受賞題目
「腸ホルモンGLP-1と膵ホルモンインスリンの協同的な迷走神経肝臓枝求心路の活性化は全身イン スリン作用を増強させる」
3 受賞年月日
令和4年(2022)年11月29日(火)
(参考)4大学連携研究フォーラムは、京都工芸繊維大学、京都薬科大学、京都府立医科大学及び京都府立大学の教員や研究者、学生等が一堂に会し、お互いの研究内容に関する情報交換等を実施することにより、共同研究等の学術交流を促進し、4大学の研究活動の活性化や研究基盤の強化に資することを目的に開催。
以上
本学生命環境科学研究科 分子栄養学研究室の大学院生が、令和4年(2022)年11月12日(土)~13日(日)に麻布大学百周年記念ホール(神奈川県相模原市)において開催された「日本アミノ酸学会 第16回学術大会」において優秀ポスター賞を受賞しました。
なお、本大会における優秀ポスター賞選考講演は30題であり、その中から4名が受賞しました。
記
1 受賞者
大藪(おおやぶ) 葵(まもる)(生命環境科学研究科 博士後期課程1回生)
2 受賞題目
「飢餓時の「筋肝連関」を介した脂肪肝の調節機構の解析」
3 受賞年月日
令和4年(2022)年11月13日(日)
(参考)学会HP:http://www.jsaas.org
京都府特産の宇治茶の栽培では、茶摘み前に茶樹を遮光する被覆栽培という手法により、玉露やてん茶(抹茶の原料)などの高級茶を生産しています。しかし被覆栽培をした茶は、収穫時に被覆を外した際に、急激な強光にさらされてストレスを受けます。
遺伝子工学研究室 森田重人准教授と、本学生命分子化学科 佐野智講師は、京都府農林水産技術センター農林センター茶業研究所と共同で、チャの被覆栽培において被覆を外す前に光に馴化させることでチャのストレスを軽減できることを発見しました。
なお本研究は、京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR)の一環として行いました。
論文情報
タイトル:Alleviation of high light stress in shade-treated tea leaves by acclimation to light before shade removal.
(被覆栽培したチャの被覆解除前の馴化による強光ストレスの軽減)
著者:Shigeto Morita, Hiroki Yanagisawa, Kana Kurisu, Mitsuhiro Nagata, Tetsuyuki Takemoto, Takehiro Masumura, Satoshi Sano
亀井康富教授(分子栄養学研究室)が、第21回杉田玄白賞を受賞しました。
「杉田玄白賞」は、小浜藩医であった杉田玄白先生の医学の進歩と日本近代文化の発展への貢献、ならびに晩年書き残した「養生七不可」にある医食同源の理念を受け継ぎ、小浜市が毎年「食」に関する進歩的な取り組み・研究の功績著顕な研究者を表彰するものです(小浜市HPより)。
受賞内容は以下の通りです。おめでとうございます!
【受賞者・受賞内容】
京都府立大学 分子栄養学研究室
教授 亀井 康富(かめい やすとみ) 氏
受賞内容
「栄養・代謝物シグナルと食品機能に関する研究 」
現代人にとって生活習慣病の肥満や筋萎縮(サルコペニア)は関心の高い課題である。応募者は、栄養・代謝物シグナルと食品機能に関して、脂溶性ビタミン受容体や転写調節因子の役割を動物・細胞実験で明らかにするとともに、筋萎縮の予防や代謝能を活発にする、食品中微量成分の探索系を確立した。研究は脂質がどのように腸管からシグナルを与え、代謝に影響しているかを臨床しており、今後の高齢化社会で重要な領域であること及び杉田玄白賞の理念との密接な関係性から高く評価されました。
杉田玄白賞HPより抜粋
本学生命環境科学研究科 動物機能学研究室の大学院生が、令和4年(2022)年10月15日(土)に滋賀県立大学で開催された第61回 日本栄養・食糧学会 近畿支部大会(公益社団法人日本栄養・食糧学会主催)において若手研究者奨励賞を受賞しましたので、下記のとおり報告いたします。
事前に提出した要旨に加え、令和4年(2022)年10月15日(土)に実施された若手研究者奨励賞選考講演、同審査会による質疑応答を経た審査の結果、受賞が決定されました。
なお、本大会における若手研究者奨励賞選考演題は30題であり、その中から4名が受賞しました。
記
1 受賞者
能美 太一(生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 修士2年生)
2 受賞題目
「食事性GABAによる食後求心性迷走神経活性化増強を介した満腹感増強作用」
3 受賞年月日
令和4年(2022)年10月15日(土)
(参考)日本栄養・食糧学会は、栄養科学並びに食糧科学に関する学理及び応用の研究についての発表、知識の交換、情報の提供を行うことにより、栄養科学、食糧科学の進歩普及を図り、わが国における学術の発展と国民の健康増進に寄与することを目的に、1947年に設立。
近畿支部HP:http://www.jsnfs-kinki.jp/
本学生命環境科学研究科 分子栄養学研究室の大学院生が、令和4年(2022)年10月15日(土)に滋賀県立大学で開催された第61回 日本栄養・食糧学会 近畿支部大会(公益社団法人日本栄養・食糧学会主催)において若手研究者奨励賞を受賞しましたので、下記のとおり報告いたします。
事前に提出した要旨に加え、令和4年(2022)年10月15日(土)に実施された若手研究者奨励賞選考講演、同審査会による質疑応答を経た審査の結果、受賞が決定されました。
なお、本大会における若手研究者奨励賞選考演題は30題であり、その中から4名が受賞しました。
記
1 受賞者
山本(やまもと) 有紗(ありさ)(生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 修士1年生)
2 受賞題目
「転写因子FOXO1の活性抑制による筋萎縮抑制機能を持つ食品・植物由来化合物の探索とメカニズム解析」
3 受賞年月日
令和4年(2022)年10月15日(土)
(参考)日本栄養・食糧学会は、栄養科学並びに食糧科学に関する学理及び応用の研究についての発表、知識の交換、情報の提供を行うことにより、栄養科学、食糧科学の進歩普及を図り、わが国における学術の発展と国民の健康増進に寄与することを目的に、1947年に設立。
近畿支部HP:http://www.jsnfs-kinki.jp/