農学生命科学科

活動報告

2022.08.06本学科がサポートする京都府立桂高等学校の育種研究提案が「第6回 高校生科学教育大賞」の最優秀賞を受賞しました

京都府立桂高等学校(京都府京都市)の研究提案「懸崖菊優良品種の茎頂培養による保全と重イオンビームによる新品種の育成」が、バイテク情報普及会が主催する「第6回 高校生科学教育大賞」で最優秀賞を受賞しました。

 

https://cbijapan.com/education/

 

「高校生科学教育大賞」は、これからを担う高校生が「植物バイオテクノロジー」と「持続可能な農業」とについてより深く学び考えるきっかけつくることを目的に2017年に設立され、毎年支援対象校を公募しているものです。上記の研究提案では、本学科の野菜花卉園芸学研究室卒業生の宮脇潤先生が関わり、高校での教科、TAFS(課題研究:第2研究群、教員3名、生徒38名)の授業において、植物バイオテクノロジーの技術を利用して、京都の伝統的な在来品種や栽培方法の保存、地域の農業振興などにも貢献されています。今回は3名の生徒が研究提案を行い、京都府向日市の特産品である懸崖菊(けんがいぎく)の生産農家が1軒だけになった状況をバイオテクノロジー技術で救おうとする着想が高く評価され、受賞に繋がりました。

 

この研究では、重イオンビーム照射を理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 生物照射チームが、植物組織培養技術を本学科の植物育種学研究室がサポートしています。

 

 

<参考>

・京都府立桂高等学校

 http://www.kyoto-be.ne.jp/katsura-hs/mt/

 

・理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 生物照射チーム

 https://www.nishina.riken.jp/labo/muta_bio.html 

 

・農学生命科学科 植物育種学研究室

 https://kpuikushu.net/

 

・農学生命科学科 野菜花卉園芸学研究室

https://eureka.kpu.ac.jp/~takaaki/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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