農学生命科学科

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2024.11.17 動物機能学研究室の岩﨑有作教授が「牛乳乳製品健康科学」学術研究の最優秀賞を受賞

「牛乳乳製品健康科学」学術研究における2023年度の委託研究について、提出された研究報告書をもとに、研究報告会(2024年8月17日)、研究評価委員会(2024年8月26日)、および幹事会(2024年9月2日)での審議を経て、岩崎有作教授の研究成果が最優秀賞に選出されましたことをご報告申し上げます。

 

1 受賞者

岩﨑 有作

京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授

 

2 受賞内容

2023年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究 最優秀賞

 

3 研究課題 

 「乳タンパク質摂取による求心性迷走神経活性化が誘導する有益機能とその作用機序の解析」

 

*2024年10月22日に表彰状を授与

 

(参考)乳の学術連合 website  

  https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2024news/detail/1008.html

2024.11.05 分子栄養学研究室の成果が論文として掲載されました

分子栄養学研究室では、独自に開発した遺伝子改変動物を利用し、食物や運動による骨格筋(筋肉)機能活性化の科学的な基盤の理解を目指しています。
 
今回、大豆に含まれるイソフラボンの摂取がマウスの肥満を改善すること、その作用メカニズムにPGC1αという遺伝子が重要であることがわかりました。その研究成果が、査読を経て英語論文として採択・掲載されました。
 
Sugimoto T, Kimura T, Oyabu M, Uchitomi R, Nakai S, Kamei Y.
PGC1α in Skeletal Muscle Mediates Anti-Obesity Effects of Soy Isoflavones.
J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo). 2024;70(5):434-440. doi: 10.3177/jnsv.70.434.
 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39477481/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnsv/70/5/70_434/_article
 

2024.11.03 4大学フォーラムで動物機能学研究室大学院生が「ポスター発表 優秀賞」を2件受賞

令和6年10月30日(水)に京都薬科大学(京都市山科区)で開催された「第14回 4大学連携研究フォーラム」のポスター発表(学生部門)において、本学生命環境科学研究科動物機能学研究室の大学院生2名が優秀賞を受賞しました。

 受賞については、事前に提出した要旨に加え、フォーラム当日に実施されたポスター発表を経た審査の結果で決定されました。なお、本大会における選考演題は53題であり、そのうち優秀賞として4名、最優秀賞として1名が受賞しました。

 

 

1 受賞者名と受賞課題

池田 倭子(いけだ わこ)(生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 博士前期課程2年)

「非吸収性の紅茶ポリフェノールは自律神経を介した腸・脳連関によって体熱産生を誘導する」

 

北野 里佳(きたの りか)(生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 博士前期課程2年)

「食後に分泌される腸ホルモンGLP-1の飽満感創出作用とそれを担う視床下部神経の解析」

 

2 受賞年月日

  令和6年10月30日(水)

 

(参考)4大学連携研究フォーラムは、京都工芸繊維大学、京都薬科大学、京都府立医科大学及び京都府立大学の教員や研究者、学生等が一堂に会し、お互いの研究内容に関する情報交換等を実施することにより、共同研究等の学術交流を促進し、4大学の研究活動の活性化や研究基盤の強化に資することを目的に開催されている。