農学生命科学科

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2022.07.04 2回生農場実習特別編! 京都府立農芸高校で畜産実習を行いました

 2回生の下鴨農場実習の特別編です.京都府立農芸高校にお世話になって,畜産関連の実習を行ってもらいました.

 5つの班に分かれて5種類の実習をしました(1搾乳,2和牛体重測定,3和牛ブラッシングと餌やり,4農場HACCP認証鶏舎での採卵,5牛の卵子・精液観察).

今回の写真は,養鶏場の衛生管理の方法と餌を変えて白い君の卵を生産しているところを教えてもらっているところと和牛の体側をしているところです.幸紀夫の胸囲をはかっているところです.

 

学生の感想より:乳牛は丸々と肥っているイメージだったが,実際に近くで見ると背中の骨がくっきりと見えていたので驚いた.搾乳器をつけるまでに,牛乳に汚れが入らないように多くの工程があって,かなりしっかりと品質管理されていることが分かった.28ヶ月の牛は向こう側が見えなくて大きな壁の様に感じました.牛舎にいた乳牛は牛の腰周り骨格がゴツゴツしていて肉牛とは全然違いました.話を聞いてみると,乳牛は産道を大きくしたり乳房を沢山支えるために骨盤が発達しているということがわかりました.全ての牛にクレインという草の餌と成長期の牛には栄養がたっぷりあるとうもろこしや大豆,小麦を混ぜた餌をあげました.牛は栄養のある餌の方が好きみたいで,そちらばかり食べていました.牛の卵巣は人間よりもとても大きいイメージだったのですが、スーパーボールほどのサイズで驚きました。続いて液体窒素に入れて保存されていた精液を牛の体温と同じ38℃のお湯で融解.お湯につけた瞬間活発に動き出した様子を顕微鏡でみて感動しました.HACCP認定鶏舎では,菌を持ち込まないようにする取り組みや,誰が作業しても水準を保てるような取り組みを学んだ.白い卵の話が興味深かった.白いオムライスやアイスをぜひ食べてみたいと思った!

 

2022.07.02 京都府希少農作物が持つ有用成分を生かしたブランド化推進と商品開発

「京都府希少農作物が持つ有用成分を生かしたブランド化推進と商品開発」
研究代表者:森本拓也 生命環境科学 研究科 講師
 
今年も京都市城陽市の特産梅品種「城州白」の収穫がはじまりました。
大玉で果実品質が優れる品種です。

地域貢献型特別研究(ACTR)では、香りや有機酸など果実成分の分析、食品機能性の評価に取り組んでいます。