フランスとの共同研究による昆虫相の調査がフランス領ギアナのアマゾン熱帯雨林にて行われました.今回は,幼虫期に葉の中に潜って生活する昆虫の仲間(リーフマイナー)を中心にフィールドでの採集と調査が行われ,数多くの未記載種(まだ名前が付けられていない種.論文として発表されると新種となる)や,謎めいた生活を送る種が多数見つかりました.これらの成果は,今後順次学術誌に論文として発表されていく予定です.
本調査には,本学科の大島一正助教とフランス人留学生の Guiguet Antoine が参加し,本学の国際交流協定先であるフランスの Tours 大学との共同研究として開催されました.また本調査は,日本学術振興会二国間交流事業のサポートを受けて行われました.