農学生命科学科

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2017.07.20 井上講師の2型糖尿病と腸内細菌叢に関する研究論文の学術誌への掲載が決定しました

動物機能学研究室 井上講師の2型糖尿病と腸内細菌叢に関する研究論文の学術誌Journal of Clinical Biochemistry and Nutritionへの掲載が決定しました。

著者:Inoue,R. Ohue-Kitano R. Tsukahara, T. Tanaka, M. Masuda, S. Inoue, T. Yamakage, H. Kusakabe, T. Hasegawa, K. Shimatsu, A. Satoh-Asahara, N.

論文タイトル:Prediction of functional profiles of gut microbiota from 16S rRNA metagenomics data provides a more robust evaluation of gut dysbiosis occurring in Japanese type 2 diabetic patients.

本研究論文は、京都医療センター内分泌代謝高血圧研究部との共同研究です。

昨今、腸内細菌叢(腸内フローラ)が様々な病気に関係していることが明らかにされていますが、肥満・糖尿病との関係も疑われていました。本研究では、糖尿病のときには、腸内細菌の種類のみならず、腸内細菌叢の機能(代謝など)が異常になること、その異常と血糖値などの病気の指標のあいだに統計学的に意味のある相関関係があることを見出しました。